運動神経も抜群、頭もよく武術にも長けている女性が、
精鋭部隊を志望して入隊を志願してきた。名前は三笠。
しかし本来、この精鋭部隊は本来、男性しか入れない。
身体能力に問題がなくても、女性がいると風紀が乱れたり、
人間関係がややこしくなったりする。
部隊の目的・性質によっては、女性は好ましくない。
まして今回の志願者は美人である。
だがどうしても、精鋭部隊に入りたいという女性。
そこで長官は「女を捨てて男と同じように行動できること」を条件にした。
「はい、もちろんできます」と即答する女性。
とある訓練の日
上官はいきなり下っ端の1人の男性兵隊員を指名して、前に呼び出し、今すぐこの場で全裸になってコマネチをするよう指示した。
これは恥やプライドを捨てるための訓練だ。
上官の命令は絶対である。
戦場では自分のエゴやプライドを捨てて、常に上官の命令を優先しなければならない。プライドや羞恥心は邪魔になるため、最初にこのような特訓をするのだった。
男性でも羞恥心はあるが、それでも体育会系ノリの男同士であれば、全裸になって一発芸を披露するくらいは簡単である。
指名された兵隊の男性は、すぐさま全裸になり、何の躊躇もなく全力で大声でコマネチをやってのける。
上官に「そこまで」と言われると、服を持って列に戻る。
「では、次! 三笠! やってみろ!」
と、いきなりその美人女性が指名された。
三笠は、運動能力はすべて男子並みだが、羞恥系の耐性は全くなかった。
明らかに顔は引きつり、モジモジしている。
「何をしている! さっさと前へ出てこい!」
「…はっ、はい!」
「早く服を脱げ! パンツも全部だ!」
「….はっ、は、はいっ!///」
モジモジ、くねくねしながら、必死におっぱいとアソコを隠しながら、何とかパンツを脱ぐ三笠。
そんなにモジモジされたら、見てる方が恥ずかしくなる。
こんなことでは先が思いやられる。
「恥じらうなっ! お前はいま男だろ!
ここを戦場だと思えっ!」
「仲間に裸も見せれないようなやつが、、
いざというときに信頼関係を築けると思うか!」
それはもっともな正論である。
戦いで負傷したりしたら、裸がどうとか言ってる場合ではなくなる。
なんとか、おっぱいとアソコを隠すのをやめて、気を付けの姿勢をとる三笠。
「よぉしっ! では、コマネチ20回! はじめ!」
「…えっ、いや、その…////」
「モタモタするなっ! 早くはじめろっ!」
顔を真っ赤にしながら、死ぬほど小さい声でコマネチをはじめる三笠。
動きも小さくてキレがないし、弱弱しい。
「…こっ、こまねち…、こまねち…、」
こういう芸は、モジモジしながらされると余計にみっともないし、見ている方が恥ずかしい。
堂々とキレよくやったほうが、みっともなさも軽減するし、恥ずかしくないのだが三笠にはそこまで考える余裕もないようだった。
裸を見られること自体に慣れていないし、男と違って普段から一発芸をさせられることもないからだ。
「こ、こまねち、こまねち…、こまねち、こまねち、…」
顔を真っ赤にしながらモジモジとコマネチをするので、見ている男性隊員たちも見てはいけないものを見ているようで恥ずかしくなり、顔を赤らめたり目を逸らしたりする。とても見ていられない。
上官が激怒する。
「なんだそれは!ふざけるな!
真面目にやれ!」
「笑顔で元気よくやれ!
できないなら、お前だけ今日の訓練は1日中裸だ!」
これには三笠は青冷めた。
訓練には、ランニングや筋トレ、鉄棒、ストレッチだけでなく、男性隊員とペアになっての組手や格闘技、寝技などもある。自分だけすっぽんぽんのまま、そんなことをさせられたら堪らない。おっぱいは訓練中、ずっとぶるんぶるんと揺れっ放しだろうし、おしりの穴まで全男性隊員に見られることになってしまう。
三笠は想像しただけで泣きたくなるほどの羞恥心を感じた。
「わっ、わかりましたっ!
コマネチっ!コマネチっ!コマネチっ!コマネチっ!
コマネチっ!コマネチっ!コマネチっ!コマネチっ!」
目に涙を浮かべながら、精一杯の笑顔で全力でコマネチをする三笠。
普段の美人で運動神経抜群の彼女の面影はどこにもない。
組手では自分よりも何倍のガタイの良い男をあっさりと投げ飛ばしたり、関節技でねじ伏せ、ランニングや登り棒などの身体能力でも、涼しい顔で、常にトップクラスの成績を叩き出す三笠。
男性なら、そういった美人でクールで、自分よりも強い女性に、憧れや恋心を抱いてしまうのも無理はない。強い男性ほど、強い女性が好きなのだ。
しかしその彼女は、今みっともなく女の子の割れ目を開陳し、半泣きで顔を真っ赤にして必死にコマネチをしている。本来ならエロいはずのあそこの毛までもが、ただただ滑稽で恥ずかしく見える。見ている方が隠してあげたくなるくらいだ。
正直、男性隊員はこの姿をみて、恋心が冷めたものも多くいるだろう。もちろん、隊員同士で恋愛感情なんて持たれたら面倒なだけなので、上官の狙いは成功とはいえる。
コマネチっ!コマネチっ!コマネチっ!コマネチっ!
コマネチっ!コマネチっ!コマネチっ!コマネチっ!」
女性として、おしりの穴を見られるよりも遥かに恥ずかしいことを、男性隊員の前でさせられているのだが、羞恥心のあまりパニックになっている三笠はよくわかっていない。
(早く服を着させて…!お願い…!)
(すっぽんぽんのまま、訓練なんて絶対にいやっ!)
という気持ちから、死ぬほど滑稽でみっともない芸を一生懸命、披露する。
彼女の顔は、今まで見たことないくらい紅潮していて、一番後ろに座っている男性隊員でも、(いま死ぬほど恥ずかしいんだろうなぁ…)という気持ちが伝わる。それがまた余計に惨めな姿に見える。
「もういい!下がれっ!」
結局、5分ほどコマネチをさせられた挙句、上官はそういった。
「明日また続きをやる!
風呂場で練習でもしておけっ!」
「….はっはいっ…」
こうして入隊した美人女性は、恥じらいがなくなるまで
毎日、隊員たちの前で全裸でコマネチをやらされた。