まだセクハラなどが厳しくなかった時代の話。
とある体育会系の訪問販売の会社では、営業ノルマを達成することのできなかった女性社員は上司からさまざまな厳しい指導を受けていた。
例えば、朝礼のときに1人だけ前に呼び出され、皆の方を向いて全力でコマネチを20回やるように言い渡される。
「女だからって甘やかして貰えると思うな!」
「契約を取りたければ、女を捨てろ!
恥やプライドを捨てて、全力で仕事に取り組め!」
それが上司の口癖だった。
女らしさを捨てるための特訓と称して、営業ノルマを達成できなかった女性は、1人だけ前に出されて、全力で滑稽な一発芸をさせられていた。
「こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!
こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!」
「声が小さい!
顔は笑顔だ!」
「はいっ!
こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!」
こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!
「もっと足を広げろっ!」
「目を閉じるなっ!
1回目からやり直しっ!」
男性社員たちが見ている前で、パンツが見えるほど無様に足を開かされて、1人だけ全力でコマネチをさせられる女性社員。
笑顔は引きつり、顔は真っ赤で目に涙を浮かべる。
「泣くなっ!
泣くくらいなら契約を取って見返せ!」
「はいっ!
こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!」
こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!」
なぜ女性社員だけ一発芸だったのかはわからない。
ただ男性社員がノルマ未達だった場合は、叩かれたり体罰のようなものを受けることもあった。
女性社員には体罰はしない代わりに羞恥芸をさせる、という社風だったようだ。
2カ月連続でノルマ未達なら、下着姿でコマネチ、3カ月連続でノルマ未達なら、全裸でコマネチ、というルールだった。
全裸でコマネチ
女性社員も必死なので、なかなか3カ月連続で未達になることはない。
だが、8年間勤務して1人だけ3カ月連続で未達の女性社員がいた。
その女性社員は、本当にパンツもブラも靴下もすべて脱いで、すっぽんぽんでコマネチをさせられた。
結構、可愛いと評判の女性社員だったので、男性社員は皆ソワソワしていた。
「こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!
こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!」
当時26歳だった彼女は、生まれたままの姿になり、おっぱいもアソコも丸出しのまま、全力でコマネチを繰り返した。
普段はビシっとスーツを着ている彼女のすっぽんぽん姿は、生々しくて恥ずかしかった。
おっぱいの形はDカップくらいだろうか。
綺麗で大きく程よい形だ。
アソコの毛は意外と生い茂っていてエロい。
忙しくてあまり手入れする時間がなかったのだろうか。
全裸のコマネチ芸はよほど恥ずかしかったのだろう。
遠くから見てもわかるほど顔は真っ赤だった。
「こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!
こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!」
そもそも美人の女性がコマネチのような芸を全力でやること自体、恥ずかしいしみっともない。
女性がやってもちっとも面白くない(笑えない)し、はしたないだけだ。
ましていい歳をした大人の女性が、全裸でコマネチなんてしてたら、とても目も当てられない。
だが、この日の上司はかなり厳しく執拗だった。
「背筋が悪いっ! もっとピンと伸ばせ!」
「もっと笑顔で嬉しそうにやれ! 最初からやり直し!」
「足を開け! 女を捨てろと言ってるだろ!
股間を見られたくらいで恥ずかしがるなっ!」
「はいっ!ごめんなさいっ!
こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!こまねちっ!
こまねちっ!」
股間を男性社員の全員に見られて、恥ずかしくない女性なんていないと思うが、上司はそれもダメだという。
彼女は、上司の机の上に立たされてコマネチをさせられている。
そのため、上司が自分の席に座ると、真下から宮下さんのアソコはばっちり丸見えになる。正直、それを楽しんでいるのではないかと思った。
「大体、そんなに恥ずかしいなら、
ケツの毛くらい剃っとけ!」
そう上司が大声でいう。
これには、宮下さんの顔がみるみる真っ赤になり、顔が露骨に引きつったのがわかった。
結婚前の美人女性が、皆の前でケツ毛のことなんて指摘されたら、正気ではいられない。
これはさすがに見ていて気の毒だった。
その後も時間一杯、コマネチを指導されて朝礼は終わった。